【もう迷わない】マキタ充電式草刈機のおすすめ機種はコレ!

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近年、需要が高まってきている充電式草刈機。その中でも特に人気を集めているメーカーがマキタです。当記事では数多くあるマキタの充電式草刈機のラインナップの中から、おすすめの機種をセレクトしてご紹介します。

他メーカーの草刈機についてのレビューや、筆者の「おすすめしない草刈機」についても紹介していますので、ぜひ草刈機選びの参考にしてください。

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目次

マキタはどんなメーカー?

画像:マキタ

マキタは電動工具を中心に様々な商品を取り揃える総合工具メーカーです。設立から100年以上の歴史をもち、電動工具の国内シェアはNo.1。世界でもブラックアンドデッカー社に次ぐ第2位を誇る企業です。

2012年には充電式の草刈機を発売。製品の性能や品質はもちろん、俳優の草刈正雄氏を起用したインパクトのあるテレビCMの影響もあって、今では「充電式草刈機といえばマキタ」と言われるほどユーザーに受け入れられ、業界トップシェアのメーカーとなっています。

マキタはバッテリーを使用した自転車や電子レンジなど、チャレンジングな商品開発も行っており、発売される新製品はファンから注目を集めています。

充電式草刈機のメリットは?

草刈機(刈払機)はバッテリーで動く「充電式」の他に「エンジン式」「電気コード式」の3種類の動力に分類されます。

充電式の草刈機は、エンジン式や電気コード式の草刈機と比べて、以下のようなメリットがあります。

取り扱いの容易さ

充電式草刈機は軽量で操作も簡単であるため、初心者や年配者、女性でも扱いやすくなっています。また燃料を補給する必要がないため、作業の準備や後片付けも容易です。

自由度の高さ

電気コードが不要なので、作業範囲に制限がなく、どこでも自由に作業をすることができます。

騒音と振動の軽減

充電式草刈機は、エンジン式に比べて騒音や振動が少ないのが特徴。作業者の負担が軽減され、周囲の騒音による被害も少なくなります。

充電式草刈機の利用者が急増している背景には、上記のようなメリットが幅広い利用者層に評価されているためと推測されます。

ここ重要!マキタ草刈機をおすすめする理由

現在では1万円前後の充電式草刈機も販売されていますが、それでもマキタの充電式草刈機を選ぶユーザーが多くいます。なぜ安価な海外ブランドの草刈機ではなく、高価なマキタ製品が選ばれるのか?

その理由は、マキタにしかない独自機能や、安全性、さらにはアフターサービスへの安心感などが挙げられます。以下にマキタの充電式草刈機の特徴や機能を紹介していきましょう。

バッテリーの互換性が豊富

画像:マキタ

マキタの充電式工具を話す上で欠かせないのが「バッテリーの互換性」についてです。同じ電圧のバッテリーであれば草刈機はもちろん、チェーンソーやブロワーなど他の充電式工具に差し替えて使用することができます。

複数の工具で使用できるため、新しい工具を購入する際にバッテリーを再度購入する必要がなく経済的です。

選べるモデルの種類も豊富で、40Vバッテリーならば192モデル、18Vバッテリーならば380モデルもの製品に互換性があるため、必要な道具を全てマキタに統一するというユーザーも増えています。

マキタ沼とは

「マキタ沼」とはネットスラングのひとつ。マキタ製品の虜になり、工具だけでなくキャンプ用品や日用品に至るまで、すべてマキタブランドで統一したくなる現象を「マキタ沼」といいます。

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独自開発の高性能ブラシレスモーター採用

画像:マキタ

マキタの充電式草刈機にはエンジン式草刈機並みのトルクと軽さを両立した、独自開発の高性能なブラシレスモーターが搭載されています。充電式草刈機の心臓部とも言える部分であり、特徴は下記の通りです。

カーボンブラシの交換が不要

ブラシレスモーターはその名の通り、モーター内部にブラシがありません。そのためブラシ交換やメンテナンスが不要で、長寿命という特徴があります。

モーターの小型化、軽量化

ブラシレスモーターはブラシとコンミによる接点が不要なため、モーターを小さく、軽くすることが可能です。これにより工具自体のサイズと重量を削減できます。

エネルギー変換効率が良い

ブラシレスモーターは非接点で電気エネルギーを回転エネルギーに変換するため、エネルギー効率が非常が良く、長時間の作業が可能となっています。

ブラシレスモーターを制御する制御回路は複雑で、製造コストが上昇します。マキタの充電式工具が高額であるのはこのためです。

優れた防水性能

画像:マキタ

充電式草刈機を使用する際に不安なのが「突然の雨」。電気製品なので水に濡れて故障しないか気になるところですが、マキタの充電式草刈機には「APT(アプト)」という防滴防塵機能が備わっています。

さらに40Vモデルでは「ウェットガード」と防水保護等級「IPX4」規格の本体構造で、突然の雨にも安心して使用することができます。

刈刃を自動停止する安全機能

画像:マキタ

草刈機の操作で注意したいのが「キックバック」と呼ばれる刃の跳ね返り事故。木や石などの障害物に刈刃が当たると、反動で機械が跳ね返り作業者が怪我をしてしまうことがあります。

これに対してマキタの充電式草刈機にはキックバックによる急激な回転数低下を検知し、すぐさま刈刃をストップさせる「AFT」という安全システムが搭載されているので、安心して使用することができます。

草カラミを手元のボタンで解消

草刈機を使用していると、刈刃上部や飛散防止カバー周辺に草が絡んでしまうことがあります。マキタの充電式草刈機では手元のボタンで刈刃を低速で逆回転させることができ、絡んだ草を排出することが容易です。

修理やアフターサービスも安心の体制

画像:マキタ

多くの家電製品と同じく、修理は販売店へ依頼する流れが基本となりますが、マキタの営業所でもサポートを受けることができます。

全国129ヵ所(2023年現在)に営業拠点があり、持ち込みにて修理を依頼することも可能です。マキタ製品に関する相談があれば各営業所へ問い合わせてみてください。

アフターサービスについてのお問い合わせは、
当社営業所までご連絡ください。

製品についてのお客様お問い合わせ窓口
フリーダイヤル 0120-17-1197
※携帯電話からはご利用になれません。
※受付時間:月曜日~金曜日
(祝日・当社指定休日を除く)9:00~17:00

引用:マキタ

マキタ充電式草刈機の選び方

マキタの充電式草刈機は数多くのモデルがあり、どれを選べばよいか迷うほどです。選ぶポイントとしては、価格だけではなく、使用者の体力や使用する現場の状況にマッチするかをチェックしましょう。

マキタ草刈機の選び方:バッテリーの電圧

マキタの充電式草刈機は10.8V、14.4V、18V、36V、40V、80Vの合計6種類のバッテリー電圧タイプから選ぶことができます。電圧が高い方がパワーが強く、背の高い雑草や太い茎の雑草にも対応することが可能です。

一方でパワーや駆動時間に優れたモデルは重量が重たくなりがちなので、体力に自信がない人は注意が必要です。

マキタ草刈機の選び方:ハンドルのタイプ

マキタの充電式草刈機のハンドル形状はUハンドル、ループハンドル、ツーグリップの3種類から選ぶことができます。操作のしやすさは作業効率に直結しますので、ハンドル選びは重要となります。

Uハンドル

その名前が示す通り、アルファベットの「U」の形状をしたハンドルがシャフトに装着されている最もポピュラーなタイプです。

いわゆる刈り払い作業がしやすく、両手でハンドルを握り、体を起点にして刈刃を左右に振って使用します。主に面積の広い場所や平地などで扱いやすいのがUハンドルです。

ループハンドル

ループハンドルは楕円形のハンドルがシャフトに装着されており、片手でハンドルを。もう一方の手でシャフトのグリップを握って使用します。

汎用性が高く、上下に振る動作もしやすいので、斜面の草刈りが多い人にはこちらがおすすめです。

ツーグリップ

ツーグリップはシャフトにあるグリップ部分を両手で握るタイプです。シャフトを直接握ることで細かい作業がしやすいのが特徴です。

しかし平地では前傾姿勢になりやすいので疲れやすいというデメリットもあります。

マキタ草刈機の選び方:刃の種類

マキタの充電式草刈機はチップソーやナイロンコード、金属刃、樹脂刃仕様の製品があります。

チップソー

画像:マキタ

チップソーは先端に超硬チップがつけられた刈刃で、切れ味が持続するのが特徴です。高い切れ味によって雑草を刈り払う際の抵抗を軽減できるため、バッテリーの消耗を抑えることができます。

マキタの充電式草刈機に標準装備されている「DCホワイトチップソー」は重量バランスがよく刃のブレが少ないのがポイント。軽量&低振動設計で充電式草刈機のパフォーマンスを最大化します。

ナイロンコード

ナイロンコード式は、ナイロン製の紐を高速回転させて雑草をカットします。刃物のように鋭利な刃先で切るのではなく、回転の力によって「叩き切る」というイメージです。

紐状なので柔軟性があり硬い障害物に当たっても衝撃を逃すので、キックバックのような跳ね返り事故を防ぐことができます。

樹脂刃

画像:マキタ

数枚の樹脂製の小さな刃を回転させて雑草をカットするのが樹脂刃の刈り取り方式です。ナイロンコードと同様、回転軸の中心部で刃が固定されており、硬い障害物に当たっても衝撃を逃す機構になっています。

安全性が高いことと、バッテリーの消耗を軽減できるのが樹脂刃のメリットですが、刃の消耗が激しく交換頻度が高いことがデメリットとしてあげられます。

金属刃

横一文字の2枚刃や円盤状の笹刈刃など、様々な形状の刈刃があります。金属刃は刃先の研ぎ直しが可能で、自分で切れ味を復活させることができ経済的です。

但し、刃先と刃先の感覚が広い金属刃は障害物に当たりやすく、石飛びもしやすいことから細心の注意をはらって作業しなければなりません。

替刃は刃物メーカーから販売されている市販のものに交換することも可能です。刈刃のサイズ(直径)を確認した上でチョイスしてください。

マキタ草刈機のおすすめ機種

草刈機選びは「作業の際に何を重要視するか」がポイントとなってきます。

各モデルを選ぶポイント

各モデルごとにおすすめ機種を紹介していきます。

マキタ草刈機18Vおすすめモデル

MUR190LDRGは22ccエンジン式草刈機と同等のパワー感を持ち、かつ軽量であるため、初心者の人や体力に自信のない人にも最適のモデルです。特にループハンドルモデルは汎用性が高く、場所を選ばずに作業をすることが可能です。

スクロールできます
品番MUR190LDRG
重量2.8kg
サイズ1836x251x236mm
運転時間高速1時間20分、低速4時間
ハンドル形状ループ

マキタ草刈機36Vおすすめモデル

18Vバッテリーを2個連結させる36Vモデルは長時間の運転時間が特徴です。6.0Ahのバッテリーを使用したMUR368UDG2は低速モードで約6時間5分も運転することができます。(無負荷時)

但し刈刃上部にモーターが設置されており草刈機先端部に重心があるので、少し持ち重り感があります。傾斜地には不向きなので、平地で使うことをおすすめします。

スクロールできます
品番MUR368UDG2
重量4.5kg
サイズ1835x635x437mm
運転時間高速1時間25分、低速6時間5分
ハンドル形状Uハンドル

マキタ草刈機40Vおすすめモデル

スクロールできます

40Vモデルはパワーが特徴で23cc〜40ccのエンジン式草刈機と同等のトルクがあります。

中でもおすすめするのがMUR015GRM。30ccクラスのパワーがあり、背が高い草にも刈り負けすることはないでしょう。

後端にあるモーターにはコントローラーを強制冷却するヒートシンクが搭載されているので、連続作業をしても故障しにくい特徴があります。ただし、重量が重いので平坦地での使用をメインに。

もし傾斜地で使用するならば、重量が3.9kgでループハンドルのMUR003GRMをおすすめします。

品番MUR015GRM
重量4.4kg
サイズ1867x653x463mm
運転時間高速1時間、低速3時間30分
ハンドル形状Uハンドル

マキタ草刈機スプリットおすすめモデル

スクロールできます

スプリットモデルのMUX18DRGMはシャフトの中央部付近から分割することができ、収納サイズが約1mほどになります。乗用車のトランクにも収まり、携帯性に優れています。

またアタッチメントを取り替えることで、草刈機以外にもトリマーやブロワーなど様々な園芸工具として利用することができます。

品番MUX18DRGM
重量4.1kg
サイズ1840x230x175mm
運転時間高速31分、低速1時間
ハンドル形状ループ

マキタ草刈機のおすすめしない機種

筆者がおすすめしない草刈機は下記のようなモデルです。状況によっては活躍するシーンがあるかもしれませんが、メリットが少ないため、購入するならば他のモデルの方をおすすめします。

バッテリー電圧の低いモデル

画像:マキタ

10.8Vモデルや14.4Vモデルは軽量で安価であるため、購入を検討する人もいるでしょう。しかし草刈り作業においてはパワー不足を感じることもあり、マキタ製品の大きな利点である「バッテリーの互換性」が多いとはいえません。

18V以上の電圧モデルを選んだ方が、より多くのメリットを享受することができるはずです。

ナイロンコード専用のモデル

画像:マキタ

ナイロンコード式は安全性が高いのが特徴ですが、雑草を刈る際の抵抗が大きいためバッテリーを著しく消耗します。

短時間で作業できる場所ならば問題ありませんが、もしナイロンコードを使用して広い面積の作業をおこなうならば充電式草刈機よりもエンジン式草刈機のほうが有利です。

電源コード式の草刈機

画像:マキタ

電源コード式はコードの長さによって使用場所が限定されます。様々な場所で自由に使用するならば充電式草刈機の方が有利です。

安定的に電気が供給できることが電源コード式草刈機の特徴でしたが、ここ数年で充電式草刈機のバッテリー性能が向上し長時間運転が可能となったため、電源コード式のメリットが薄れてきました。

マキタ製のエンジン式草刈機

画像:マキタ

マキタでは2022年3月末をもってエンジン式草刈機の生産を終了しています。徐々に部品供給やサポート体制も減っていくことが想定されるため、エンジン式草刈機を購入するならば他メーカー品を選ぶ方がよいでしょう。

エンジン製品の生産終了に関するお知らせ

他メーカーの充電式草刈機はどう?

マキタ以外のメーカーでも充電式草刈機が販売されていますが、購入しても問題はないのでしょうか?

1万円前後の安価な充電式草刈機

まず1万円前後の海外ブランドの充電式草刈機はあまりおすすめできません。日本の草刈機の規格を考慮せずに製造されているため、230mmや255mmの一般的な径のチップソーを装着できない機械がほとんどです。

また修理の相談やアフターサービスにも不安があるため、聞いたこともないようなメーカー製品の購入は避けたほうがよいでしょう。

画像:アイリスオーヤマ

もし安価な草刈機を探しているならば、アイリスオーヤマの充電式草刈機がおすすめです。市販されている一般的なチップソーは装着できませんが、大手家電メーカーとしての品質保証や修理体制が整備されているので、万が一の故障の際にも安心です。

ハイコーキの充電式草刈機

大手工具メーカーであるハイコーキ(旧日立工機)は職人からも愛用されている工具ブランドで品質やアフターサービスにも定評があります。性能面でも申し分なく、マキタ製品よりも少し安価な設定で販売されているため、こちらも選択肢の一つとしておすすめできます。

大手草刈機メーカーの充電式草刈機

大手草刈機メーカーからもバッテリー式の草刈機が販売されています。長年の草刈機製造で培ったノウハウが詰め込まれているので、性能面では問題はありません。

しかしながらバッテリーの互換性が限られており、他の電動工具の購入予定があるならば、マキタ製品一択と言えるでしょう。

よくある質問

マキタの充電式草刈機は止まったり、故障しやすいですか?

長時間にわたって負荷の高い作業を続けると、刈刃を回転させるモーターが焼き付いて故障する場合があります。現場の雑草の高さや密集度に合わせて機械をセレクトするようにしましょう。

また安全や製品保護のために、機械が自動でストップする場合があります。故障を疑う前にまずは点検してみることをおすすめします。

バッテリーは劣化するの?寿命は?

リチウムイオンバッテリーは繰り返しの充電により少しずつ劣化していきます。劣化すると充電容量が減っていき、接続された機械の運転時間も短くなってきます。

おおよそ300回から500回ほどの充電回数で寿命を迎えると言われていますが「運転時間が短くなってきたかな?」と感じたら、新品に交換しましょう。

草刈機はどこで買うのがいい?

最安値を探すならば、インターネット通販で検索するのがおすすめです。

Amazonや楽天市場、Yahoo!ショッピングなどでは定期的にセールが行われており、ポイント還元もあるので、お得に購入することができるはずです。

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