草刈りや落ち葉拾い、生垣の刈込みや庭木の枝払いなど、庭の美観維持は骨の折れる作業ばかりです。
「もっと楽に庭作業をしたい!」そう考える人に最適なのがマキタの充電式スプリット草刈機です。
当記事では「マキタ充電式スプリット草刈機」のラインナップを徹底的に比較し、各モデルの特徴やメリット、そして便利なアタッチメントを紹介します。
どのモデルを選んで良いのか悩んでいる人はぜひ参考にしてください。
スプリット草刈機とは?
「split(スプリット)」は分割するという意味の英単語で、ボーリングや野球などでも使われる言葉です。
草刈機においてはシャフト部の接続を解除して2分割にできる機構のことを表します。
一般的な草刈機は長さが2.0m弱ほどあり、軽トラックの荷台に縦にピッタリ入るようになっています。
しかし荷台のない乗用車の「車内」には積載が非常に困難で、長いシャフトをどう収納させるか工夫しなければなりません。
その点、分割式の草刈機ならば、およそ半分の1.0mほどの長さに短縮することができ、車のトランク内に横置きすることも可能です。
マキタ充電式スプリット草刈機の特徴
携帯性が魅力の分割式草刈機ですが、その他にも、マキタの充電式スプリット草刈機は他社にはない特徴があります。
充電式のバッテリー駆動で操作が簡単
充電式草刈機はバッテリーの電力によって駆動します。ボタン一つで始動することができ、エンジン式草刈機のようにチョークやプライマリーポンプ、リコイルスターターなどの面倒な操作が不要です。
また、燃料の準備や保管も必要がなく、エンジンオイルによって手や服が汚れることもありません。
雑草の生育が気になった時に気軽に使えるのは充電式草刈機の大きなメリットです。
状況に合わせたモデルを選べる
マキタの充電式スプリット草刈機は使用する状況に合わせて選択できる3つのモデルがあります。
ユーザーの体力や雑草の密集度によって軽さやパワーなど、求められる要素が変わるので、選択肢があるのは嬉しいポイントです。
豊富なアタッチメント
マキタの充電式スプリット草刈機はシャフトを分割できるだけではなく、さまざまなアタッチメントパーツを交換して草刈り以外の作業にも利用することが可能です。
例えばヘッジトリマーで生垣を整えたり、ポールソーに交換して枝を切るなど、アタッチメントを取り替えることで、自宅周辺の清掃や庭作業全般で広く活用することができます。
バッテリーの互換性が高い
マキタの充電式工具はバッテリーの互換性も人気の理由の一つです。
例えば18Vシリーズは300種類を超えるモデルで同一バッテリーを使い回すことができ、他のメーカーを圧倒する互換性の高さを有しています。
そのため工具類をマキタ製品で統一する人も多く、便利さを知ってしまうとどっぷりと「マキタ沼」にハマってしまうかもしれません。
マキタ充電式スプリット草刈機のラインナップ
マキタ充電式スプリット草刈機は使用するバッテリーが違う3つのモデルがあります。
18Vモデルの特徴
18Vモデルは「軽さ」がポイント。機械の重さは4.1kgでスプリットシリーズ最軽量。初心者や女性でも簡単に操作することができます。
エンジン式草刈機のパワーで例えると23ccクラスなので、雑草の密集地で使うのには不向きですが、定期的にサッと作業をするライトユーザーには最適のモデルです。
36Vモデルの特徴
36Vモデルは「運転時間」がポイント。標準仕様では6.0Ahの18Vバッテリーが2個装着されており、低速モードで使用すれば2時間ほどの使用が可能です。(無負荷状態での運転時間)
また、エンジン式草刈機の25cc相当にあたるパワーも持ち合わせているので、36Vモデルが1台あれば多くの場所で活用できるでしょう。
40Vモデルの特徴
40Vモデルは「パワー」がポイント。30cc相当のエンジン式草刈機と同等のパワーがあり、荒れ放題の雑草地にも臆することなく臨むことができます。
また40Vモデルは防水性能の高さも特筆すべき点で、本体は国際規格IPX4の防水性能、バッテリーはIP56の防じん防水性能を有しています。
「雨に濡れても大丈夫?」という充電式草刈機にありがちな水濡れの心配も、40Vモデルならば安心して使用することができます。
各モデルの比較
モデル名 | バッテリ | 参考 排気量 | 本体 重量 | 運転時間 (高速) | 運転時間 (低速) |
---|---|---|---|---|---|
MUX01GRMM | 40V | 30cc | 5.4kg | 25分 | 1時間 06分 |
MUX60DPG2M | 36V | 25cc | 5.4kg | 55分 | 2時間 35分 |
MUX18DRGM | 18V | 23cc | 4.1kg | 31分 | 1時間 00分 |
共通の仕様
マキタの充電式草刈機にはモーターが先端にあるモデルと後端にあるモデルが存在します。
スプリットシリーズは全てモーターが後端にあり、放熱を促すヒートシンク機構が採用されています。そのため、どのモデルを選んでも熱によるトラブルのリスクは比較的少なくなっています。
またハンドル形状も平地や斜面を問わず操作がしやすいループハンドルに統一されています。
パワーの違い
エンジン式草刈機を基準に表すと、18Vは23cc、36Vは25cc、40Vは30cc相当のパワーがあります。
18Vモデルならば庭草やグラウンドなどの一般緑地に。36Vモデルならば農地の畦畔などでも。40Vモデルならば道路や河川敷などの緑地管理までにも対応が可能です。
一般家庭での除草管理だけならば18Vモデルでも十分ですが、ポールソーなどパワーが求められる他のアタッチメントの装着を考慮すると36Vモデルや40Vモデルも視野に入れて検討する必要があるでしょう。
重量の違い
マキタ充電式スプリット草刈機の18Vモデルは重量が4.1kgと軽量設計になっていますが、36Vや40Vは5.4kgで同等クラスのエンジン式草刈機と比べても少し重い仕様となっています。
その分、エンジン式にはない機能を有していますが、初心者や女性、体力に自信のない人には辛い重さになるかもしれません。
少しでも不安があるならば、重量の軽い18Vモデルを選択しましょう。
アタッチメントのラインナップ
マキタ充電式スプリット草刈機は、シャフトをはずして多彩なアタッチメントに交換することができます。その中でも代表的なものを紹介します。
スプリットモーター
アタッチメントを取り付けるための本体となります。標準装備のチップソーが不要だという人は、モーターと他のアタッチメントをそれぞれ購入する方法もあります。
商品 | 購入 |
---|---|
18Vスプリットモーター MUX18DZ |
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36Vスプリットモーター MUX60DZ |
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40Vスプリットモーター MUX01GZ |
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草刈りアタッチメント
効率重視の「チップソー」が標準装備されていますが、安全性の高い「ナイロンカッター」や駐車場や窓ガラスが近い場所で石飛び事故を軽減できる「ハサミ刃」や「グラウンドトリマー」、角度調整ができる「畦草ヘッジトリマ」などのアタッチメントがあります。
商品 | 購入 |
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ナイロンカッタ EM408MP |
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タフロータリーハサミ刃 EM407MP |
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グラウンドトリマ EN424MP |
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畦刈ヘッジトリマ EN421MP |
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チェーンソーアタッチメント
長いシャフトの先にチェーンソーが装着された「ポールソー」は高い庭木の枝払いに便利です。別売の延長シャフトを接続すれば2mほどの高さの枝にも対応することができます。
ヘッジトリマー
生垣を刈り揃えるのに便利な「ヘッジトリマー」のアタッチメントも発売されています。長さが1m〜1.5mあるので高い生垣でも対応可能。
90度の角度調整ができるので、植木の天面を刈ることもできます。
清掃アタッチメント
「ブロワー」は落ち葉の清掃や草刈り後のゴミの吹き集めに便利。「パワーブラシ」は玄関のタイル面など凹凸のある場所の汚れの除去に使えます。
ブラシやブロワーを併用すれば、お家周りの大掃除がはかどります。
マキタ充電式スプリット草刈機の口コミ
実際に使用している人の口コミをSNSで調査しました。
18Vでも十分に使えるという評価や、40Vのパワーに満足する声が多く見られました。
マキタ充電式スプリット草刈機で庭作業を効率的に
庭作業の効率化には機械化が欠かせませんが、専用機械を複数購入するとなると出費が気になるところです。
しかしマキタ充電式スプリット草刈機ならば、必要なアタッチメントを少しずつ買い増していくことが可能で、費用も最低限に抑えることができます。
ぜひ購入を検討してみてください。