【小型チェーンソー】マキタの充電式ハンディソーがついに発売!「MUC101D / MUC100D」

電動工具を製造販売するマキタから、2022年10月末に充電式ハンディソー「MUC101D / MUC100D」が発売されました。

これまでマキタでは小型のチェーンソーのラインナップがなかっただけに、待ち望んでいた人は多いはずです。

当記事では家庭用としてはもちろん、プロにもおすすめのマキタ充電式ハンディソー「MUC101D / MUC100D」について詳しく紹介していきます。

目次

どこで注文できる?

人気につき品薄状態となっていることがあります。詳細は各ショップサイトにてご確認ください。

マキタ充電式ハンディソーの仕様

モデルMUC
101DRG
MUC
100DSA
MUC
100DWHG
標準
バッテリ
BL1860BBL1020BBL1015
電源18V10.8V10.8V
容量6.0Ah2.0Ah1.5Ah
重量1.9kg1.4kg1.4kg
税別
価格
65,600円45,200円42,000円
1充電あたり作業量ひば材
φ50mm
440本
ひば材
φ50mm
73本
ひば材
φ50mm
55本
購入先AmazonAmazonAmazon
購入先楽天市場楽天市場楽天市場
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各製品の比較

18Vバッテリーモデルが1機種、10.8Vバッテリーモデルが2機種の合計3機種のラインナップとなっています。

それぞれバッテリー付属仕様と本体のみ仕様(バッテリーなし)で販売展開されています。

マキタ充電式ハンディソーの特徴

重量

マキタ充電式ハンディソーの重量
マキタ充電式ハンディソーの重量

機械重量は18Vモデルで1.9kg。10.8Vモデルでは1.4kgとなっています。エンジン式チェーンソーの場合は小型のものでも3kgほどなので、かなりの軽さだと言えます。

チェーンソーは両手で支えて作業を行うのが基本ですが、細い枝を切る剪定作業程度ならば片手で難なく使えそうです。

作業量

一回の充電で切断できる木材の本数は次の表の通りです。

マキタ充電式ハンディソーの作業量
マキタ充電式ハンディソーの作業量

MUC101DRGは6.0Ahの大容量バッテリーを搭載していることもあり、他のモデルと比べて非常に多くの作業をこなすことができるようになっています。

作業量を優先するなら18Vモデル、軽さを重視するならば10.8Vモデルを選ぶとよいでしょう。

静音性・低振動性

マキタの充電式ハンディソーは高性能のブラシレスモータを搭載しており、本格的な切断能力を有しながら優れた静音性と低振動性を兼ね備えています。

太い材の切断はトルクがあるエンジン式チェーンソーに軍配があがります。しかし民家が近くにあるような騒音トラブルが気になる場所で使用するならば、迷わずバッテリー式をおすすめします。

安全性

チェーンソー使用の際に気をつけたいのがキックバックです。材の切断中に刃が作業者側に跳ね返る現象であり、非常に危険です。

マキタ充電式ハンディソーには、万が一キックバックが起こったとしても作業者が怪我をしないように、ガイドバー上部に可動式の安全ガードが装着されています。

マキタ充電式ハンディソーの安全構造
マキタ充電式ハンディソーの安全構造

通常時はガードが閉じていますが、作業時には切り込みの深さに応じてガードが動くようになっています。

また持ち手にもゴム製のハンドガードが装備されているので、狭く入り組んだ場所でも手を傷つけることなく作業をすることができます。

マキタ充電式ハンディソーのハンドガード
マキタ充電式ハンディソーのハンドガード

メンテナンス性能

チェーンソーのメンテナンスとして、刃の回転部分の焼き付き故障を防ぐために定期的なチェーンオイルの注油が欠かせません。しかし、マキタの充電式ハンディソーはオイルタンクにオイルを入れておくだけ。あとの注油は機械が自動でおこなってくれます。

マキタ充電式ハンディソーの自動オイル注油機構
マキタ充電式ハンディソーの自動オイル注油機構

また、チェーンソーを使用しているとチェーンが次第に伸びていきます。放置しておくと刃がガイドバーから外れて怪我につながることもありますので、テンション調整は怠らずに実施しなければなりません。

マキタ充電式ハンディソーの場合はテンション調整も簡単。本体にあるレバーを緩めて再度締め直すだけで、自動でチェーンのテンション調整をしてくれます。

チェーンテンション調整機構
チェーンテンション調整機構

市場には1万円を切るような小型チェーンソーも流通していますが、性能面や安全面を考慮するとマキタの充電式ハンディソーに魅力を感じます。

実際に使ってみた感想

マキタ充電式ハンディソーを使ってみた感想
マキタ充電式ハンディソーを使ってみた感想

筆者も実際に使ってみました。試してみたのは18Vバッテリーモデルです。

持ってみると数値以上に軽く感じ、非常に扱いやすいという印象でした。それでいてトルクもあり5cmの角材なら一瞬で切断することができます。

小型チェーンソーの活躍シーン

軽量で取り回しがよいので、さまざまなシーンで活躍できそうです。

利用用途 シーン
DIYや木材の切断に
庭木の剪定や
枝木の剪定に
果樹園の
剪定作業に

草刈りの際にも樹木化した雑草に手を焼くことがあります。このマキタのハンディソーを1台持っていれば、草刈機では太刀打ちできない雑木にも対応することができるので安心ですね。

STHIL(スチール)GTA26との比較

画像引用:STHIL

ドイツのチェーンソーメーカー「STHIL(スチール)」からもバッテリー式のハンディチェーンソー「GTA26」が発売されており、マキタの充電式ハンディソーとの比較が気になるところです。

マキタ充電式ハンディソーとスチールとの比較
マキタ充電式ハンディソーとスチールとの比較

ガイドバーの長さは同じですが幅はマキタの方が広く、全体的にスチールよりも一回り大きな印象です。

重さを比較するとマキタの18Vモデル「MUC101DRG」が1.9kgに対して、スチールは1.2kgと驚きの軽さとなっています。軽さにこだわる人はスチールという選択肢もアリですね。

ただし、スチールは「10.8V-2.6Ah」のモデルのみとなっており長時間の作業には向いていません。またバッテリーの互換性もほぼないので、その点はマキタに軍配が上がるところです。

比較結果
  • 軽さを重視するならスチール
  • 作業時間とバッテリー互換性ならマキタ

小型のハンディチェーンソーはマキタ「MUC101D」がおすすめ

マキタの充電式ハンディソーは3機種のラインナップがありますが、草刈機や他の工具との併用も考えると「18Vモデルが正解」というのが筆者の考えです。もし軽くしたいのならば低容量のバッテリーに交換する方法もあるので、汎用型の18Vモデルがおすすめです。

  • 6.0Ahバッテリーの重さは670g
  • 2.0Ahバッテリーの重さは382g

バッテリーを交換すれば300g近く軽量化することができます

人気商品となっているので、発売からしばらくは品薄が続きそうです。予約販売になる場合もありますが、シーズンに間に合うように早めにチェックしておきましょう。

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