草刈りや庭木の剪定作業を楽にするためには、効率機械の利用が欠かせません。
しかし「高価な機械を買うほどでは…」と悩んでいる人も多いはず。
そんな人におすすめなのが機械のレンタルサービスです。初心者で「お試しで使ってみたい」という人にも最適のサービスです。
当記事では園芸機械のレンタルを行っているホームセンター「カインズ」について解説しています。ぜひ参考にしていただき、レンタルもしくは購入をおこなって作業の効率化をはかってください。
レンタルサービスのメリット
草刈機やブロワー、チェーンソーなど、作業の効率化がはかれる園芸機械は高価なものが多く、購入をためらう人もいるでしょう。
使用頻度が高い人であれば、思い切って買うことをおすすめしますが、初心者や一度しか使わないような場合には、導入費用がかからないレンタルサービスを活用するのも一つの方法です。
レンタルのメリットは費用面だけではありません。面倒な修理や管理を自分でする必要がなく、いつでも綺麗でメンテナンスの行き渡った状態の機械を使用できるのも利点です。
園芸機械はどこで借りることができる?
車ならばレンタカーショップですが、園芸機械はどこで借りることができるのでしょうか。
意外に知られていませんが、下記のような場所でレンタルすることができます。
- ホームセンター
- 建機レンタル点
- ネットレンタル
建機レンタル店ではダンプトラックや油圧ショベルのような大型機械だけでなく、草刈機などの小型機械も扱われています。また近年ではインターネット上で申し込み、自宅まで届けてくれるサービスも出てきました。
様々あるレンタルスポットですが、身近で手軽に借りれて便利なのがホームセンターです。昨今のDIYブームでレンタルができる小型園芸機械のラインナップも増えています。
その中でも特にレンタルサービスに力を入れているカインズにフォーカスしていきます。
カインズはこんなホームセンター
グリーンの看板におしゃれな内装、かつての日曜大工用品店と一線を画すようなホームセンターが「カインズ」です。
東証上場企業であるベイシアグループの中核であり、同じグループの中にはあの「ワークマン」も存在します。
野暮ったい作業着を街でも着れるようなウェアに変身させたワークマンの手法はカインズの店内にも感じることができるでしょう。
そんなカインズのブランドコンセプトは「くらしDIY」。ユーザーの「やりたい!」を応援する様々なサービスが展開されており、園芸機械のレンタルサービスもそのひとつです。
カインズで借りることができる園芸機械
カインズでは電動工具や洗車機械、畑の耕運機などさまざまな種類の工具や機械をレンタルすることができます。
それも型落ちの古い機械というわけでなく、実用性の高い人気メーカーの商品が揃えられているのが嬉しいポイントです。
レンタル機として採用された信頼性の高い商品なので、同一機種を購入するのもおすすめです。
カインズで草刈機を借りる
草刈機は「充電式」と「エンジン式」を選択することができます。充電式草刈機は操作が簡単という特徴が。エンジン式は高出力で長時間使用できるメリットがあります。
充電式草刈機の主な取扱機種
マキタ充電式草刈機 MUR190SDST
利用料金/1泊 |
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1,500円 |
マキタの「MUR190SDST」はバッテリーを含めた重量が3.0kgと軽量でありながら、22ccクラスのエンジン式草刈機と同様のパワーを持つバランスのよい充電式草刈機です。操作性にも優れており初心者にもおすすめ。
現場の状況に合わせてパワーを3段階に調整することができます。キックバック時に刃が自動停止するAFT機能付きで安全面にも配慮されています。
工進充電式2WAYグラストリマー SGR-1820
利用料金/1泊 |
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1,000円 |
工進のグラストリマーSGR-1820は長さ20〜30センチほどの低い雑草の刈り込みに最適。重量は業界最軽量クラスの1.7kgで女性にもおすすめの草刈機です。
専用の樹脂刃を装着することが可能で、金属製のチップソーが怖い人でも安心して使用することができます。
エンジン式草刈機の主な取扱機種
ECHO刈払機 CGT243DX
利用料金/1泊 |
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1,500円 |
エコーの「CGT243DX」は排気量23ccのエンジン式草刈機で、腰丈まで茂ってしまった雑草にも対処できるパワーがあります。
独自の「Lスターター」機構を搭載しており、楽にエンジンを始動させることができるのがポイント。
ジズライザーとよばれる安定板も標準装備されているので、刃を地面に這わせながら作業をおこなう「地ずり刈り」にも対応しています。
カインズでブロワを借りる
雑草を刈り込んだあとに出るゴミや落ち葉の処理に便利なのがブロワです。
空気の吐き出しによりゴミを集めるので障害物の多い場所や、入り組んだ場所の掃除にも最適です。
電気式ブロワバキュームの主な取扱機種
リョービブロワバキューム RESV-1000
利用料金/1泊 |
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1,000円 |
リョービのブロワバキューム「RESV-1000」は空気を吐き出すブロワ機能だけでなく、ゴミを吸い込むバキューム機能を備えています。
複雑な地形の清掃作業にも適しており、砂利が敷いている場所の落ち葉清掃にも活躍します。
家庭用電源を使用する駆動方式となっているため、庭先で使う際には延長コードを用意しておきましょう。
エンジンブロワの主な取扱機種
ECHO吐き出し専用ブロワー EGB2500C
利用料金/1泊 |
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1,500円 |
エコーの「EGB2500C」はエンジン式のブロワーです。電気コードを使わないので移動性に優れ、電気式よりもパワフルな風量が特徴です。
使用には50:1の混合2サイクル燃料を用意する必要があります。
カインズで高枝切りバサミを借りる
ハシゴの上で太い枝を切る作業は非常に危険で、高く伸びた庭木の剪定作業に悩む人は多いはずです。
そこで活躍するのが高枝切りバサミやポールチェーンソーです。充電式のものを使えば、力のない人でも太い枝を簡単に切断することができます。
充電式高枝切りバサミの主な取扱機種
ニシガキ太丸充電 S1500
利用料金/1泊 |
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2,000円 |
ニシガキの「S1500」は長さの約1.5mの充電式高枝切りバサミです。手元のトリガーを引くだけで太さ27mmまでの太い枝をわずか0.5秒で切断することができます。
フル充電で27mmの枝を6,000本も切断することが可能で、作業量が多い場所でもバッテリー切れの心配がありません。
充電式ポールチェーンソーの主な取扱機種
リョービ18Vポールチェンソー BPCS1800L1
利用料金/1泊 |
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1,000円 |
リョービの「BPCS1800L1」は長いポールの先にチェーンソーがついた電動工具です。
1,619mmから2,454mmまで伸縮し、手の届きにくい高い枝まで切断することが可能。
連続使用時間は20分と少し短いですが、切断性能に優れたチェーンソータイプなので、手早く作業を終わらせることができるでしょう。
ガーデンシュレッダーの主な取扱機種
京セラガーデンシュレッダー GS-2020
利用料金/1泊 |
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2,000円 |
庭木の剪定作業で悩ましいのが、カット後の枝の処理です。家庭ゴミとして出すためには細かく裁断する必要があり、この作業がなかなか大変。
そんな時に便利なのが京セラのガーデンシュレッダー「GS-2020」です。
枝木を機械に投入すれば、10分の1のサイズに粉砕してくれるので、ゴミをコンパクトにすることができます。
粉砕音が静かなのも嬉しいポイントです。
カインズで機械をレンタルする流れ
カインズでのレンタルはかなりシンプルな流れで、初めての人でも戸惑うことなく利用することができるはずです。
予約した店舗でレンタル品を受け取ります。この時、身分証明書と利用料金が必要になるので準備しておきます。
レンタル品を利用します。燃料などの消耗品は各自で用意しておく必要があります。
機械に異常がないか確認して店舗に返却します。
なお、レンタルしていた機械が故障してしまった場合の修理費用はユーザー負担となるので注意しましょう。
故障が不安な人は購入も
レンタルサービスを活用すれば、出費を抑えながら機械を利用することができます。特に初心者の人や利用頻度が少ない人にとっては使い勝手の良いサービスですが、万が一の故障の際には修理費用をユーザー側が負担する必要があります。
もし、そういった故障やトラブルが不安というのであれば、機械を購入することをおすすめします。別記事で安価な草刈機の紹介もしていますので、参考にしてください。