近年、人気を集めているマキタの電動工具。その手軽さと便利さから利用者が急増しています。当サイトでもイチ押しの園芸用工具として充電式草刈機やハンディチェーンソーなどを紹介していますが、画期的な新商品が発売されて話題となっています。
その商品はなんと充電式の電子レンジ!電動工具で培ったマキタの技術を家電に応用した、ありそうでなかった驚きの商品です。
当記事では「マキタ充電式電子レンジ」の詳細を実際に手に取った写真と共に紹介していきます。ぜひ、野外での作業やキャンプ、釣り、アウトドアに活用してください。
マキタ充電式電子レンジの外観
外観はマキタブルーとブラックの2色を基調とした色使いで、タフさをイメージできるマキタらしい直方体形状のデザインとなっています。
正面と左右両面には「makita」のロゴが大きく入っており、インパクト抜群のがっしりとした外観です。
しかし手に取ってみると意外にコンパクトで軽く、持ち運びにも支障はないだろうという印象。本体の重量はバッテリーが装着されていない状態で8.8kgもありますが、上部にある大型ハンドルの持ちやすさと機体バランスのせいか、重さはあまり感じませんでした。
開閉は左開き方式で、扉を開けると庫内は回転皿が設置されていないフラットテーブル方式になっており掃除がしやすくなっています。
庫内容量は8リットルで、高さ120mm×幅255mm×奥行き241mmという寸法。コンビニで販売している弁当や、少し高さのあるうどんやパスタなどの容器も問題なく入るサイズです。
仕様と主要機能
マキタ充電式電子レンジは本体背部に40Vmaxのバッテリーを2本装着できるようになっています。1本での使用も可能ですが短時間の稼働となってしまうため、2本のバッテリー装着と交換用のバッテリーを用意しておくのが良いでしょう。
上部にはコントロールパネルがありますが、4つのボタンと1つのダイヤルだけで構成されており、操作に迷うことはないはずです。
- 電源ボタン
- 出力設定ボタン
- 加熱時間設定ダイヤル
- スタートボタン
- ストップボタン
出力は350Wと500Wを選択することができます。冷凍食品などを温める際には500Wが多用されますが、温めムラがあった時に少し再加熱させたい時は消費電力の少ない350Wが便利です。
1回の充電で使用できる目安時間
加熱できる時間は装着バッテリーの容量にも左右されますが、大容量バッテリーであるBL4080Fを2本装着した場合、350Wで48分、500Wで35分の使用時間となっています。
「35分は短時間なのでは?」と思った人がいるかもしれませんが、例えば弁当を3分間温めた場合は11回も使用できますし、200mlの飲み物を1分半ほど温めた場合は20回も使用できるので、実用的な稼働時間は備えています。
それでも稼働時間が足りないのであれば、予備バッテリーで補完するか、さらに1,200Whの大容量ポータブル電源キットを使えば500Wで1時間24分使用することも可能です。
装着バッテリー | 350W | 500W |
---|---|---|
BL4025 × 2 | 約14分 | 約8分 |
BL4040 × 2 | 約21分 | 約15分 |
BL4050F × 2 | 約30分 | 約22分 |
BL4080F × 2 | 約48分 | 約35分 |
PDC1200 | 約1時間53分 | 約1時間24分 |
安心の保護機能
マキタ充電式電子レンジはシンプルな構造ながら安心の保護機能も備えています。
転倒時機能停止
傾斜角30度以上になると機能が停止するようになっています。作業現場やアウトドアなどの環境下においては設置面が不安定であることも多いので、不意の本体転倒時も安心です。
扉開閉保護機能
運転中に扉を開けると直ちに自動停止する機能です。一般的な電子レンジにも標準装備されている機能で、扉を開けてもマイクロ波が停止し、電波が漏れることはありません。
取り忘れ防止機能
加熱終了後に操作がないと1分おきに防止音がなる機能です。せっかく温めたものですから冷めないうちに早く食べてしまいましょう。
使い方のコツ
コンセントタイプの電子レンジと違い、充電容量に限りがあるので、効率よく温める工夫が必要です。
加熱設定時間は短く
加熱時間を過剰に設定すると食材が焦げたり、食感が悪くなる場合があります。加熱時間は、少なめに設定し、途中で加熱状態を確認しながら必要に応じて追加加熱を行うほうが充電容量の節約にもつながります。
汁物は加熱途中にかき混ぜる
汁物を加熱する場合は、途中でかき混ぜて加熱ムラをなくすことが大切です。均一に加熱すれば短時間で温めることができるだけでなく、美味しく仕上げることができます。
ラップを使い熱伝導効率を高める
電子レンジを使用する際には、ラップを被せることで熱効率を高めることができます。ラップを被せることで、食材の表面から水分が蒸発せず、食材内部に熱が行き渡りやすくなります。
また、ラップを被せることで、電子レンジ内部が汚れにくくなり、調理後の清掃が楽になります。ただし、ラップは食品用のものを使用し、加熱中にラップが溶けないように注意しましょう。
おすすめの利用シーン
作業現場で使用する
充電式電子レンジが活躍するシーンとして、まず第一に考えられるのが「作業現場」での利用です。
野外での作業は体力を消耗するので、休憩時には温かいものをしっかりと食べて、次の作業に臨みたいものです。
マキタ充電式電子レンジを車に積んでおけば、いつでも温かく美味しい弁当を食べることができます。
キャンプで使用する
キャンプといえば火を起こして自炊するのが醍醐味ですが、調理道具をいくつも使えないことや後片付けの手間が悩みどころです。
ですからメイン料理だけを自炊してサブ料理にレンジを活用するのがおすすめです。
マキタの充電式電子レンジがあれば「もう1品」の追加があっという間に、簡単にできるようになります。
釣りで使用する
海や川では風が強く吹いており、気温がグッと寒くなる時があります。そんな時は集中力が途切れて大事な時合を逃してしまうことも。
温かいものを食べ、集中力を再燃させて、チャンスに備えましょう。特に夜釣りの夜食調理にはマキタ充電式電子レンジが最適です。
災害時に備える
アウトドア利用だけでなく災害時の備えとしてもおすすめできます。火を使わず安全性が高いのがポイント。
一般的な電子レンジよりも軽く、持ち運びができるところも嬉しい点です。いざという時のためにも、予備バッテリーの用意や充電も怠らないようにしておきましょう。
他にもマキタのおすすめ商品はある?
充電式草刈機
当サイトでもイチ押しの商品が充電式草刈機。従来はエンジン駆動の草刈機が主流でしたが、操作やメンテナンスが難しく初心者には扱いにくいものでした。
しかし小型バッテリーで駆動する充電式草刈機ならば、軽量で操作もしやすく、エンジン始動もボタンひとつで簡単。誰でも手軽に庭の手入れができるようになりました。
軽作業用の18Vモデルやハードユースにも対応の40Vシリーズなど、幅広いラインナップがあります。
クーラー、ケトル
充電式電子レンジに興味がある人はクーラーやケトルもおすすめです。
特にクーラーは長時間稼働が魅力的。外気温30度の場合、マイナス18度の冷凍設定で約5時間、温度5度のクール設定ならば17時間も冷やし続けることができます。
冷やす機能だけでなく、保温機能もあるので、冬場の快適なアウトドアライフにも役立つことでしょう。
また、これらは災害時にも役立つアイテムです。万が一の場合に備えておくという意味でも、ぜひ購入を検討してみてください。
マキタの家電開発に注目
マキタは電動工具メーカーとして有名ですが、近年では園芸用品にも力をいれ高性能な充電式草刈機やバリカン、チェーンソーなどを次々と発売しています。
それにとどまらずケトルやコーヒーメーカー、ラジオ、そして掃除機や電動アシスト自転車まで様々な領域の家電製品の開発に進出しています。
そのすべての製品に共通するのは充電式の小型バッテリーで稼働する点と、製品同士にバッテリーの互換性があることで、多くのファンに支持される理由もこの点にあります。
今でこそ「屋外で電子レンジを使うの!?」と驚きもありますが、近い将来はあらゆる商品においてEV化と小型化&軽量化が進み、野外での利用が当たり前の時代になるかもしれません。
その未来を見越したマキタの事業展開にはこれからも目を離せません。