除草剤を撒くのは草を刈ってから?正しい散布の時期やタイミングを解説

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春先から生え始める厄介な雑草。本州では5月以降にぐんぐん成長し、7月から8月ごろにピークを迎えます。放置していると景観が悪化するだけでなく、害虫の発生源にもなるため早期の対応が重要です。

しかし雑草管理には大きな負担と時間がかかるのが悩みどころ。除草作業を半日するだけでも足腰が痛くなってしまいます。

そこで役に立つのが「除草剤」で、作業負担が少なく効率よく雑草を駆除できるアイテムとして広く活用されています。

ところが使い慣れていない初心者にとっては除草剤の選び方や使い方がわかりにくいものです。「除草剤を撒くのは草を刈ってから?」というのも初心者の疑問の一つです。

そこで当記事では除草剤の種類ごとに、正しい散布のタイミングを解説していきます。

目次

除草剤の種類

除草剤の種類は液体タイプ顆粒タイプの2種類に分類でき、それぞれに雑草を枯らせる仕組みと効果に違いがあります。

液体タイプ

液体除草剤、茎葉処理型の効果の仕組み図解
液体除草剤の効果の仕組み

噴霧器などの機械を使い雑草に散布するのが液体タイプの除草剤です。原液を水で薄めて使うことができ経済的なのが嬉しいポイント。

主な成分としてはグリホサートやグリホシネートなどがあり、効果が早く現れやすいのが特徴です。

効果が早い秘密は成分が茎や葉から吸収されやすいという仕組みにあります。この仕組みを「茎葉処理型」といい、世界的にも有名な除草剤である「ラウンドアップ」もこのタイプです。

茎葉処理型の除草剤の多くは成分が茎や葉に付着した時のみ効果を発揮し、薬剤が土壌に落ちた場合は成分が不活性化、つまり効果が無くなります。

そのため枯らせたくない樹木が近くにある場合や、安全性を求めたい場所の除草に適しています。

ただし、散布する際には風向きや天候などに注意が必要であり、誤った使用による健康被害や周辺環境への影響もあるため、適切な使用が求められます。

液体タイプのおすすめ除草剤

ラウンドアップマックスロードは従来製品と比べ活性成分の吸収率や移行率が2倍以上あり、ジェネリック農薬にはないような即効性があります。加えて散布から1時間経過すれば、その後に雨が降っても効果を発揮するので天候に左右されにくいのも特徴的です。

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顆粒タイプ

顆粒除草剤、土壌処理型の効果の仕組み図解
顆粒除草剤の効果の仕組み

顆粒タイプは固形の粒状で、そのまま地面に散布する「土壌処理型」と言われる除草剤です。土壌処理型の除草剤は雑草の根から成分を吸収させて枯らせるという特徴があります。

また、土壌中に成分が残留しやすいため、長期間にわたって草や雑草を抑制することができます。散布の際には風の影響を受けにくく、多少の雨が降っても効果を発揮するので、天候に左右されにくいという特徴も。

しかし、作物や樹木に影響を与えることがあるため、使用前には注意が必要です。また、効果が長期間続くため、土壌の生態系にも影響を与えることがあるため、適切な使用が求められます。

顆粒タイプのおすすめ除草剤

ネコソギトップWは高さ40cmの雑草も枯らすことができる、高い効果をもった顆粒の除草剤です。頑固なササやススキなども枯らし、9ヶ月間も防草効果が持続します。お家周りや駐車場、空き地などの除草に最適です。

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除草剤を撒く時の草刈りの必要性

「除草剤を撒くのは草を刈ってから?」というような疑問は、前述した除草剤の種類と効果を踏まえて考えるとわかりやすいはずです。

草を刈らずに撒くのが良いパターン

液体タイプの除草剤を撒く場合は草を刈らずに撒くのが正解です。

除草剤が付着した雑草は茎や葉から成分を吸収していきます。そのため草刈りによって茎や葉が無い状態だと十分な効果が発揮できません。

太陽の光や雨水を吸収しようと大きく葉を広げている雑草ほど除草成分もたっぷりと吸収してくれます。しっかりと葉に除草剤が付着するように吹き付けましょう。

液体除草剤を撒くときに草を刈らない理由
液体除草剤を撒くときに草を刈らない理由

草を刈ってから撒くのが良いパターン

顆粒タイプの除草剤を撒く場合は草を刈ってから撒くのが正解です。

地面に撒かれた除草成分を根から吸収させて雑草を枯死させます。また土壌表面に薬剤の処理層を形成するので雑草発生の予防効果も期待できるのが顆粒タイプの除草剤となります。

そういった特徴を発揮させるためには、土表面に広範囲に除草剤を撒くことが必要となります。

しかし雑草が生い茂っている状況で除草剤を撒くと、葉に遮られて薬剤が地面に届かない場合があります。届いたとしても均一に撒くことができないので、効果ムラも想定されます。

ですから顆粒タイプの除草剤を撒く場合は、確実に薬剤が地面に届くように、事前に草刈り作業を行っておきましょう。目安としては、膝の高さ以上になった場合は、さらに低く刈り込むようにしてください。

顆粒除草剤を撒くときに草を刈る理由図解
顆粒除草剤を撒くときに草を刈る理由

そして草を刈ってから除草剤を撒くべきパターンがもう1つあります。それは草丈の高い雑草が密集している場所で液体タイプの除草剤を撒く場合です。

雑草の密集地で除草剤を撒いた場合、圃場外側の雑草には除草剤が当たりますが、中央部にいくと葉や茎に成分が付着しづらくなります。

胸の高さ以上に雑草が成長している場合は、膝丈以下になるように草刈りを行ってから除草剤を噴霧するようにしましょう。

液体除草剤を撒くときに草を刈る理由
液体除草剤を撒くときに草を刈る理由

除草剤を使う手順

除草剤の選び方

除草剤の選び方は

  • どんな場所で使うか
  • どのような効果を期待するか

この2点が除草剤を選ぶ際に重要なポイントとなります。

使用する場所による選び方

除草剤の選び方図解
除草剤の選び方

まず使用する場所を明確にしましょう。

除草剤は場所によって使えるものが指定されており、農地用と非農地用に分類されています。

非農地用の除草剤を農地で使用することは「農薬取締法」によって禁止されています。作物を栽培している場所ならば家庭菜園でも農地扱いとなるので要注意。

分類はパッケージに記載されているので、どちらのタイプなのかをしっかりチェックしましょう。

農薬取締法の改正により、農薬ではない除草剤を農作物等(注)に使うことは、法律違反となり、3年以下の懲役、あるいは100万円以下の罰金、場合によっては両方が科せられることになります。これは、農耕地だけでなく、家庭菜園や庭で使った場合も該当するため注意が必要です。

農薬工業会

罰金もあるので要注意です

除草効果による選び方

次に効果によって選ぶ方法です。

一口に除草剤といっても、除草剤の種類によって少しずつ効果が違います。以下に期待したい効果別に除草剤の種類を説明します。

経済的かつ効率的に雑草を枯死させたい

最もスタンダードな除草剤のタイプでグリホサート系の液体除草剤などがこれに該当します。農薬登録のある除草剤ならば、農地だけでなく庭や駐車場、グラウンドなど場所を選ばず様々な所で使えるので非常に便利です。

コスパのよいオススメ液体除草剤

サンフーロンはラウンドアップと同じアミノ酸系の液体除草剤です。ジェネリック農薬で品質や効果は高いのに同レベルの除草剤より買い求めやすい価格となっています。

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地上部だけを枯らせて根を残したい

美観を損ねたり病害虫の発生原因になったりと、忌避される雑草ですが、実は人間にとって有益な場合もあります。

水田の畔(あぜ)や傾斜面では水が流れやすく、雨が降ると土砂崩れなどが起こりやすい環境です。

作物被害や人的被害も想定されるので、対策が必要となりますが、雑草が群生するだけでも大きな土壌保持力が生まれます。

というのも、雑草の根は地中に広く張り巡らせてしっかりと土壌を抱え込んでいます。水分が含まれた流れやすい土砂でも、根のホールド効果で流出が防がれるというわけです。

このような畔や斜面などでは地上部の茎葉だけを枯らせて、根だけ残すタイプのグリホシネート系液体除草剤がよく利用されています。

根を残して葉を枯らせる定番除草剤

雑草の葉を枯らせて根を枯らさないのがバスタの特徴です。斜面の土壌にダメージを与えずに表層の雑草だけを対処できるので、多くの農家に利用されています。

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長期間雑草の発生を抑制したい

雑草の根から成分を吸収させるとともに、薬剤の処理層を形成し雑草の発生を予防する「土壌処理型」の除草剤がおすすめです。

雨が降っても数ヶ月間は効果が持続し雑草の生育を抑えてくれるので、筆者も駐車場の除草に利用しています。

長期間の予防効果が嬉しい

殺虫剤で有名なフマキラーが発売している除草剤です。根まで枯らせる除草効果だけでなく、6ヶ月間の雑草発生予防の効果も期待できます。

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地上部も根も枯らせて発生予防もしたい

茎葉処理成分と土壌処理成分の両方を配合した除草剤があります。即効性があり早く雑草を枯殺させることができ、数ヶ月間の抑制効果もあるので除草剤の中でも最強クラスのタイプだといえます。

価格は少し高めですが、何度も除草処理をする労力を考えると妥当なコストでしょう。

茎葉処理+土壌処理の最強除草剤

ネコソギロングシャワーV9は液体タイプの除草剤で、薄めずにそのまま散布します。1つの製品で茎葉処理と土壌処理の2つの効果があり、雑草の発生をなんと9ヶ月間も抑制します。その効果は最強の除草剤といっても過言では無いでしょう。

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除草剤の散布量と頻度

除草剤のパッケージ裏面
除草剤パッケージ裏面を読むこと

除草剤の散布量は除草剤ごとに違うので、商品のラベルに記載されている内容に従って使用することが大切です。

例えば農地登録のある液体除草剤「ラウンドアップマックスロード」の場合は100㎡の広さに対して、希釈する水が5リットル、薬量は50mlが基準となります。(しつこい多年生雑草の場合は100ml)

ただし、農作物周辺では作物ごとに、収穫日を基準にした使用時期や使用回数、使用量が細かに定められています。これは作物の残留農薬の安全性を確保するための基準なので、しっかりと守るようにしてください。

顆粒タイプの除草剤でも同じように使用量と使用回数が定められています。ラベルの内容をよく読んでから使用するようにしてください。

除草剤を撒く時期とタイミング

非農地での除草剤散布スケジュール例の表
非農地での除草剤散布スケジュール例

除草剤を使うべき重要な時期はズバリ春先と秋口。雑草駆除の省力化をはかるためには予防対策がポイントです。

翌年の早期発生に備えて秋口に、春先にも土壌処理ができる顆粒タイプの除草剤を撒いておけば半年ほど効果が持続し、年間を通しても多年生の雑草が生えにくい環境になります。

それでもシーズンになると生命力の強い雑草が生えてくるでしょうから、茎葉処理型の液体除草剤で根まで枯らせて駆除するのがよいでしょう。

使用するタイミングとしては、液体除草剤の場合はよく晴れた日に。雑草が茎や葉に付着した液剤を吸収しようとするので、効果が現れやすくなります。

逆に顆粒除草剤の場合は雨上がりなど、地面が少し湿った時の方が土壌に成分が浸透しやすく、根からの吸収も早くなります。

なお、どんな除草剤でも雨の中で使用するのはNGです。対象の雑草に効果が無いだけでなく、除草成分が思わぬ場所に流れ出して被害を及ぼす可能性があるからです。

除草剤を撒く前の草刈り作業

面積が広い場所で、除草剤を撒く前に除草作業が必要な場合は、草刈機を使った除草がよいでしょう。

草刈機によってカットされた茎の断面からも除草成分が吸収されるので、草むしりよりも除草効果が早く現れます。

当サイトではおすすめアイテムとして充電式草刈機を紹介しています。

バッテリーで駆動する充電式草刈機は従来から利用されていたエンジン式草刈機よりも手軽に使用でき、メンテナンスも簡単なので、プロはもちろん初心者にも広く使われています。

腰の高さまでの除草作業ならば18Vシリーズで、それ以上の高さや雑草密集地ならば40Vシリーズの充電式草刈機を推奨します。別記事で詳細をまとめていますので、参考にしてください。

様々な雑草駆除方法

ここまで除草剤の使い方や時期、タイミングを解説しました。

とはいえ「除草剤の扱いは心配、作業も面倒だ」という人も少なからずいるはずです。

そういった人にはプロの草刈り業者に依頼する方法がおすすめです。草刈機を使った作業はもちろん、除草剤や防草シートを使った予防対策まで、雑草対策に関わるあらゆる作業を任せることができます。

当サイトでは2つの草刈りサービスを紹介しています。見積もりは無料なので、ぜひ問い合わせて利用してみてください。

草刈り110番の特徴

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上場企業という信頼性だけでなく、加盟店に評価制度を設けているのが安心できるポイント。技術力だけでなく態度や言葉づかいなども採点しており、依頼先には優良な加盟店を派遣してくれます。

品質向上の意識が高い信頼できるサービスです。

草刈り110番の料金

1㎡あたり180円〜という基本料金は業界トップクラスの低価格です。

これに加えて出張料金の3,000円と現地の環境や依頼者の要望によって諸費用が発生します。

なお、現地の見積もり調査は無料で、見積もり後でもキャンセルはOK。複数社から相見積もりを取る際にも、候補として入れておきたいサービスです。

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くらしのマーケットの特徴

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草刈機を使用した草刈り作業の料金相場は、どの地域でも50㎡あたり8,000円~15,000円ほどとなっています。

刈った後のゴミを回収する費用や作業環境によって別料金が発生する場合があるので、各業者と打ち合わせをしながら確認してください。

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