木の伐採のシルバー人材センター料金相場は？伐採業者との比較

庭木の伐採は専門的な知識やスキルが必要なため、プロにお任せするのがベストです。造園業者や伐採専門業者に依頼するのがおすすめですが「なるべく安く済ませたい」という理由で、シルバー人材センターの利用を考える人も多いでしょう。

そこで当記事ではシルバー人材センターに木の伐採を依頼した際の料金相場や依頼方法などを紹介します。また、伐採業者との比較についても解説しますので、あわせてご覧ください。

シルバー人材センター木の伐採料金相場

シルバー人材センターでは事務作業や清掃作業、草刈り作業など様々な分野の仕事を受け付けています。比較的安価に作業を依頼できることで知られていますが、その料金設定は各市町村ごとに異なります。

特に木の伐採や剪定などの技術が求められる分野においては、他の作業よりも高めの価格設定になっています。

シルバー人材センター木の伐採料金相場

各市町村に存在するシルバー人材センターごとに料金設定が違うものの、おおよその単価は下記の通りとなります。

難易度が高く危険も伴うことから、伐採作業はどのセンターでも最低2名以上での作業となる場合が多いようです。

また上記の料金に機械使用料や事務手数料、作業で出たゴミの処分費用などが加算されるので、一般的な広さの庭で木の伐採を依頼すると2,0000円〜30,000円程度が相場となります。

※これらの価格はあくまで一般的な目安であり、具体的な料金は個別の状況に応じて変動するため、事前にシルバー人材センターに問い合わせてください。

シルバー人材センター木の伐採料金事例

シルバー人材センターに木の伐採を依頼した際の料金事例です。

シルバー人材センターへの作業依頼方法

シルバー人材センターに木の伐採を依頼する際の手順や注意事項は下記の通りです。

シルバー人材センターに木の伐採を依頼するメリット

シルバー人材センターに作業を依頼するメリットは下記の通りです。

シルバー人材センターは高齢者の雇用を通じて地域の活性化をはかることを目的とした非営利団体です。そのため利益追求を行う民間業者よりも作業料金が安めに設定されています。

このコストパフォーマンスの高さこそがシルバー人材センターに木の伐採を依頼する最大のメリットだと言えます。

シルバーさんならではの知恵や知識も

木の伐採にまつわる古言で「庭の木を切ると不幸になる」「木を切ってはいけない日」というような話があります。

現代ではあまり聞かない言い伝えですが、高齢のシルバーさんなら知っているかもしれません。運気を気にするならば、お祓いのしかたなどを聞いてみるとよいでしょう。

シルバー人材センターに木の伐採を依頼するデメリット

シルバー人材センターの利用は大きなメリットがある一方で、いくつかのデメリットもあります。

予約の取りにくさ

木の伐採のような専門作業は、その作業ができるシルバー会員が限られており、予約が取りづらい場合があります。「問い合わせてみたら数ヶ月待ちだった」というケースも。すぐに対処してほしい場合は伐採業者に依頼した方がよいでしょう。

現在、当センターのせん定・伐採グループは高齢化と人員不足により作業の進捗が著しく遅延し、作業量より受注件数が超過し、せん定・伐採作業の着手日が大幅に遅れている現状があります。

鹿児島県垂水市シルバー人材センター

技術レベルのバラつき

シルバー人材センターは、作業員の個人的な経験や技術レベルが異なるため、サービスの質にバラつきが生じることがあります。非常に専門的な作業の場合は、要求される技術レベルに応えられない場合があるかもしれません。

木の伐採作業を受け付けていないセンターも

作業者が高齢であるため危険な作業を受け付けておらず、伐採の依頼を断られる地域もあります。その際は伐採業者に依頼するほかありません。

シルバー人材センターの作業はひどい？木の伐採を任せても大丈夫？

シルバー人材センターの会員の中には、かつて森林組合で活躍していた人や元造園業者など、プロ級の技術をもつ人もたくさんいます。

うまく活用すれば低価格で要求通りの作業を行なってくれますが、民間業者と違って営利を追求していないため、対応やサービスがひどいと感じるケースもあるようです。

20日経っても来ない

庭木の伐採をシルバー人材センターに依頼したのだが、20日間たっても来ないので連絡した。遅れている理由は、注文をまとめて効率よくやりたいのだとか。それでは何時になるか不明なので激怒してキャンセル。近くの造園業者に伐ってもらったが、庭木1本で1万5千円が高いのか安いのかは不明。

— 金森國臣 / 新訂・最新軍事用語集 英和対訳（日外アソシエーツ）を出版中 (@megiya) July 31, 2012

そそくさと帰った

今回は玄関の扉前に立ち、書類1枚だけ印鑑急いで捺させて…

何か変と思い、庭に出ると
皆そそくさ車に乗り込み、直ぐに行ってしまった

…頼んでない、大きな思い出の薔薇は完全に根本から切れて

頼んでない秋収穫のベリーも全部引っ剥がされて

クリスマスのライトはぶつ切り

陶器の飾りも割れて

— 松崎 杳弥@積みゲー多すぎ問題🍀 (@misdy1936) August 29, 2020

勝手に切って請求書が来た

先日、シルバー人材センターに植木の伐採を21日土曜日に依頼したら、17日に勝手に来て居ない間に伐採して21日には来ず。

連絡は一切取れない状況で今日請求書の通知が来た。

こっちはサインもしてないし、植木の切る長さも言ってないのに適当に切っていった。

これがシルバー人材センターか…

— レバレッジマンオレンジ🍊 (@hello_noritama) December 25, 2019

シルバー人材センターと伐採業者との比較

伐採業者の料金相場

多くの伐採業者では、木の高さやオプションの有無によって料金が設定されています。

シルバー人材センターでは料金の基準が作業者の時給や日給計算である場合がほとんどですが、多くの民間の伐採業者では作業を行う木の本数であったり、作業量に対して計算されます。

シルバー人材センターと伐採業者の特徴

シルバー人材センターの特徴

シルバー人材センターは、小規模な作業を得意としています。非営利団体であるため、料金が比較的リーズナブルなのが大きな特徴です。しかし特殊な機械や高度な技術が求められる場合には、対応が難しいこともあるでしょう。

伐採業者の特徴

一方、伐採業者は専門の機械や技術を持っているため、複雑な条件下でも対応が可能です。安全対策も万全で、必要な資格も取得しています。その分、料金はシルバー人材センターに比べて高くなることが一般的です。

伐採に関わる業務を行う場合、事業者は労働者に対してチェーンソーの資格（特別教育）を取得させなければなりません。

どちらを選ぶべきか

木の伐採を依頼する際の選択は、作業の規模や予算、期間など様々な条件を総合的に考慮する必要があります。

シルバー人材センターは小規模でリーズナブルな作業に、伐採業者は早期に対処してもらいたい場合や、専門的な作業が求められる際に利用するとよいでしょう。いずれにしても「相見積もり」をおこない双方照らしあわせて検討してみましょう。

伐採業者を探すなら「伐採110番」がおすすめ

伐採業者を探すなら東証上場企業であるシェアリングテクノロジーが運営する「伐採110番」というサービスがおすすめです。

近くの優良伐採業者を紹介してくれるマッチングサービスで、利用者も急増しています。

1本あたり税込6,100円からという低価格も人気の理由で、見積もり後の追加料金が発生しない安心の価格体系となっています。