地植えでコキアを植えてはいけない!鉢植えで小さく育てるのがおすすめ

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コキアは日本をはじめ世界中で愛されている植物です。その鮮やかな紅葉は多くの人々を魅了し、四季折々の風景に彩りを添えています。

独特のフォルムと季節によって変化する色彩で人気があるコキアですが、実は地植えには向かない理由がいくつか存在します。

この記事では、コキアの特徴や魅力からその育て方、さらには気をつけたいポイントを解説します。

\面倒な草むしりから解放/

目次

コキアの特徴

コキア(学名:Bassia scoparia)はホウキギとも呼ばれ、ヒユ科(アカザ科)バッシア属に属する一年草です。ヨーロッパや南アジア、中国などのユーラシア原産で日本でも観賞用として古くから栽培されています。

草丈は1mほどに成長し、夏から初秋にかけて非常に小さな両性花を咲かせます。葉は明るい緑色で長さは5~8㎝の細い披針形をしています。秋になると、これらの葉が美しく紅葉するのが特徴的です。

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コキアが人気な理由は?

コキアの人気は「栽培の簡単さ」と「かわいらしい見た目」とにあります。ほったらかしでも勝手に育ち、自然に丸い形になっていきます。その姿はさながら「大きなマリモ」といった外観です。

秋になると赤く色づき、夏とは違った表情を見せるのでシーズンを通して楽しむことができます。また花言葉も「恵まれた生活」「夫婦円満」といった良い意味が込められているので、家庭で育てるのにぴったりの植物だと言えます。

全国のコキアの名所

日本全国にはコキアを楽しめる名所が点在しています。広大な公園で育てられたたくさんのコキアはフォトスポットとして人気があります。休日に訪問してみるのもよいでしょう。

全国のコキアの名所
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地植えでコキアを植えてはいけない理由

コキアが植栽されている観光スポットを訪れるとますます「庭に植えてみたい」と思う気持ちが増すかもしれません。種や苗もインターネットで取り寄せることができ、気軽に栽培を始めることができます。

しかし庭に直接植えようとを考えているならば「ちょっと待った!」です。コキアを地植えするのはいくつかのリスクがあり注意が必要です。

コキアはこぼれ種で増えすぎる

コキアは美しい外観で人々を楽しませる一方で「こぼれ種で増えすぎる」という特性を持っています。

秋にできた種は地面に落下して「こぼれ種」となります。この種は発芽率が非常に高く、翌年には種が落ちた場所からたくさんのコキアが生えてきます。

コキアの芽が地面を埋め尽くす様子はあたかも雑草のよう。勝手に増えてしまうと大変なので、地植えは避けるべきなのです。

コキアは大きく育ちすぎる

コキアは条件があえば1.5mほどの大きさに成長します。横にも広がり、こんもりとした球体になります。

広大な庭園であればよいですが、一般的な家庭の庭では主張が強すぎて、庭の美観バランスを崩してしまう可能性も。様々な草花を取り入れた落ち着きのある庭にするためにはコキアを地植えしないほうがよいでしょう。

コキアは台風や強風で倒れてしまう

大きく育ったコキアは風の影響を受けやすく、木が倒れてしまうことがあります。最近では強風を伴う突発的な大雨や「数年に一度の…」と言われるような大型台風が発生することもしばしば。

倒木したコキアを撤去する切ない思いをしないためにも、地植えでコキアを植えるべきではありません。

コキアは鉢植えで小さく育てるのがおすすめ

コキアは庭に地植えで植えるよりも、鉢植えで育てるのがおすすめです。その理由は以下の通りです。

  • 小さく育てることができる
  • 大量発生を抑制できる
  • 移動させることができる

地植えをするとコキアは大きく育ってしまいますが、鉢植えで育てれば成長を抑制することができます。また、直接的に地面に種が撒かれなければ大量発芽も防げます。

日当たりが悪い時や強風が吹く際には適切な場所に移動させることもできるので、鉢植え栽培がおすすめです。

コキアの鉢植えのサイズ

まっすぐに根が伸びるので、ある程度の大きさと深さの鉢植えを用意してください。サイズは8号〜10号くらいが目安です。

コキアを植える時期

種から育てるならば4月ごろに種まきを。苗を植えるならば7月までに植え付けるとよいでしょう。

コキアは玄関前の設置がおすすめ

鉢植えで育てたコキアは、様々なところに移動できるのがメリットですが、筆者のおすすめは玄関前への設置です。来客の目を引くこと間違いなしで、風水的にも邪気を払うと言われています。

庭のリフォームで楽しいガーデニングライフを

コキアを鉢植えで栽培する際に、ぜひ検討いただきたいのが「お庭のリフォーム」です。コキアだけでなく他の草花の栽培を楽しむためには、おしゃれな庭づくりが欠かせません。

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